最初から終わりまであっという間だった。というか最初のクレジットがあまりにもお洒落すぎて、大画面でみたい欲が出てきた。
追われて追ってって形なのに、クリスマスには電話が必ず掛かってくるってところがとても面白かったな。こういう敵同士がこの日だけ打ち解ける…みたいなシチュエーションって架空のものだと思っていたから、実話を基にした話であるが故に驚いた。フランクがまだ若かったからなのもあるだろうなあ。なんだか奇妙でワクワクした。ディカプリオの、しっかり魅せることもできるけど、根は孤独だったり、虚しさがあったりするような振る舞いが素晴らしかった。
あと音楽も好き！フランクの手掛かりを見つかった時の心が揺れるような音が、無愛想なハンラティの心情を表しているみたいで、思わず見ている私もニヤけちゃったな。この映画はフランクにもハンラティにも気持ちが寄ったりするから、結末がとても素敵で良かった。
