キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンのひのネタバレレビュー・内容・結末

いやどんなに賢くてもさすがに見た目で10代の子供ってことぐらいわかるだろと思ったけど、実話をもとにした話ということで驚いた。

今じゃ通用しないやり方だから、昔はそんなに簡単に色々な物事をすり抜けられたのかと思ったけど、それにしても息を吸って吐くように嘘をつけるフランクには感心するし、その能力少しでいいから分けて欲しい笑

フランクがあの若さにして天才で賢過ぎるのか、騙される周りの大人たちが馬鹿なのか、どっちなのかもはやわからない。最初の番組のシーンで、フランク自身の意見なのか違うのかはわからないけど、金額が違うからと言っていたが、その賢さを使えば逆に詐欺をするより合法的にもっと大成功して良い生活が送れただろうにと思いながら観てた。

でもその年相応の純粋な心は持っていて、ずっと家族のことを気にかけてるし、自分が詐欺生活を送ってた4年の間に大好きだった両親は別れて、父親は亡くなり、母親は新しい家庭で別の子供を作って自分のいないところで幸せそうに暮らしているのが何とも言えなかった。なんで2人とも家出されたらされたでそのままほっておいちゃったんだろう。その虚無感を埋めるためにひたすら詐欺に邁進してたのかと思うと可哀想だった。

全然関係ないけど、欧米の文化で自分の子供・孫に自分の名前をつけるってのがあるけど、最後にJr.がつくとはいえ、親と子で全く同じ名前ってどんな感じなんだろう、ってずっと疑問に思って観てた笑

あとバーノンって思ってた以上にディカプリオに似てるんだなと思った。