頬

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの頬のネタバレレビュー・内容・結末

3.5

このレビューはネタバレを含みます

タイトルシーケンスのピクトグラムがめちゃくちゃスタイリッシュで良かった
実話の方も調べたけどあくまで原作であって結構物語色強く作ってるんだなぁという感想
鮮やかな逃走劇の一方で描かれるフランクの孤独が切ない
ツインテブロンドの矯正付けてるエイミーアダムスが可愛い、ブレンダを信じて駆け落ちしようとするのあまりにも甘ちゃんで笑ってしまった
ブレンダと家庭をっていうよりブレンダの両親見て自分の親が仲良かったのを思い出してるあたり、温かい家庭の子供でありたかったんだろうなという感じ
嘘を吐き続けるのってめちゃくちゃ疲れるし誰も信用出来なくてろくにお喋りも出来ないだろうから自分を捕まえようとしている(唯一関係性が長続きしている)カールに親しみを持ってしまうの勝手にわかるなぁと思ってた
毎年クリスマスに話すことができる相手って作中フランクみたいなその場限りの人間にとって有り難かったんじゃないかな
なんか最後の終わり方がめちゃくちゃ良い話風で、なんでも極めると得だなという感想
個人的には無給の仕事だったとしても何もない牢獄で12年も過ごすよりやり甲斐があって話す相手がいる方がずっとマシに思う
頬