このレビューはネタバレを含みます
序盤で丁寧に主人公の家庭が描かれる
それもコメディよりと思ってた観客を裏切る、悲しみに満ちた音楽
貧しさ含めここをちゃんと描かれているから、詐欺への動機がしっかりして次へ進む
案外詐欺行為をするのは緊張感とテンポよくでるので、いわゆる掴みにはうってつけ
その動機をある程度進んだ半ばで描かくパターンの脚本もあると思う
その場合は主人公に名前、顔分かってても、観客はwhoな固まってない状態なわけで
やはり動機分かって進むと安定してるなと思う、手口に集中できるというか
オープンニングのアニメーション
ポップな原色と
トイレの出入口などにあるピクトグラムな版画のようなザラザラタッチの黒い人物
凄い良いデザインのオープニング
1:42:00
見つめ合う若き男女
視界を遮るレースのカーテンがよりロマンチックにする演出
窓際というのもあってロミオ&ジュリエットよう
1:57:00
フランスでのフランクとの一時的別れ
2:02:00
気づかぬ母との別れ、フランク・シナトラ
兎に角別れはロマンチックという孤独
このころには序盤だけかと思ってたが落ち着いたテーマ曲、終盤にまた増えてくる
その頃にはとてもオーボエが歩む人間の歩幅ようで良い曲だと気づく
またエンドロール曲も何度か劇中でてたが、ミニマルな要素含む点が少し面白い
FBIのカールは登場シーンなどである通りジョークもろくに言えない男
終盤にフランクに、離婚、父の死、娘の存在など再三「嘘だろ」って言われるカール
が嘘のつけない男という人物像の説明としてこのシーンがある
しかしフランクは家庭の問題から、裏切られるのを恐れてかカールも嘘をつく人間なのだと思ってる
そしてラスト
逆に司法試験を2週間の勉強で合格したというフランクからの初めての本当に
「それは本当か?…本当か?」
このやりで取り終えるスピルバーグ、洒落た終わりかたしてる