オープニングのソール・バス風な版画アニメがいい。これが消しゴム版画でのグラフィックと後で調べてわかり驚いた!
そして若きディカプリオの生き生きとした演技が、ずる賢く姿良く見ていて飽きない。さらに父役のクリトストファー・ウォーケンの貫禄が光ってた。父母でダンスするところもロマンチックで良かった。
この映画ではディカプリオの予想できない行動の数々に笑いだしてしまった。大胆なところと緻密なところが調和した結果か。
それにしても騙される方も、ニコニコと騙されてしまう。特に女性たちが多いってことはモデルになった人物もかなりイイ男なんだろうなぁ。自分でもそれをわかっているんだから天性の詐欺師ここにありって感じだ。
殺人や強姦などの犯罪と違って、品があり、知性を感じてしまう。最後まで楽しく充実した映画だった。