一丁目

キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンの一丁目のネタバレレビュー・内容・結末

4.0

このレビューはネタバレを含みます

16歳のフランクは両親に愛され、すくすくと青年に成長していた
しかし父親は国税局とのトラブルで事業が立ち行かなくなり、またそのせいで両親も離婚してしまう。
お金に対して執着を覚えたフランクはマンハッタンへと渡り、パイロットになったり医者になったりしながら小切手詐欺により金を稼ぐ。
しかしFBI捜査官のカールの捜査により、徐々にフランクは逃げ道がなくなていく。

詐欺師のディカプリオは相変わらずこういう役似合いますね…・
実話ベースというのがびっっくり。
化け物みたいな人っているもんですね。
パイロットも医者も騙れるなんて頭がおかしい。
司法書士試験2週間勉強で受かる?普通に生きろよ笑

また、始まり方がフランクが捕まるところから見せるのが面白いですね。フランクがどう捕まっていくのだろうかと思いながら見る構成になっている。

何と言っても捜査官のカールのフランクへの愛情がすごい。自国へ帰る手配をしてあげて、死刑にならないようにしてあげたり。小切手偽造対策でFBIに仕事を用意してもらったりと本当に優しい、何ドルも詐欺しているのにね。
君は子供だからって。それは本当にそうなんだけど。

フランクはカールからの「司法書士試験を受かったの?」という質問にいつまでも答えなかったけど、最後の最後で答える。それがまた心を開いた描写に繋がってるのがめっちゃおしゃれで好きでした。
一丁目

一丁目