このレビューはネタバレを含みます
プロフィールに書いたとおり、
できたら内容を聞かず、誰かのレビューも見ずに書きたい、そんで誰かのレビューを見たい。今回も同様、今見終わったとこ。
これを書く直前に映画のジャケットを見て、そういう意味だったのね。という感じ。
スピルバーグかい!
そしてエンドロール的なやつが映画の前に来てて、あの不思議な感じも、この映画の導入にはすごく大事そう、わくわくした。
何かが起こる準備体操みたいな。
トムハンクスが出ているのはなんとなくわかっていたか、レオ様出ていたのですか。
レオ様はTHEハリウッド俳優って感じの俳優のひとりと思っている。
なにから書くかな。
結局、家族愛なんですね、この映画も。
知的犯罪の方がメインだけど、元はといえば家族の話。
父さんが表彰されるシーン、一発目に母ちゃんがタバコ🚬吸っていて、それがあまりにも不自然で『んっ?』ってなったが、
やっぱり母ちゃんか。
素敵な家族だったのに。
父さんのビジネスミスは父さんが悪いけど仕方ない。子供にあんな複雑な想いをさせちゃだめだよ母さん。頼むよ。
不倫だったんだよね?あれのシーン。違うのかな。
あんなの子供は一生トラウマで、人格形成に支障でるわ。
医者と偽ってミランダだっけな(名前忘れた笑)結婚しようとするのも自分のためというか彼女の家族と仲直りするためも少し入ってて、根は優しいままで安心する。
レオの父さんは、愛情深く、子供と友達のように接するタイプのオヤジだった。NICE。
息子の犯罪を知っても、親はいつまでも子供の味方ってのは、子供いないけどわかる気がするな。
一方でレオ様は金がなくなるとそっぽ向いた母さんと違って、父さんのことをいつまでも好きで、困った父さんを見て犯罪に走ってしまった感もあり胸が痛む。
それでも大人になって、父さんの言葉を引用したり子供にとって親はいつまでも親。
最後に一度だけ父さんに会わせてあげたかった。
レオ様は今でこそ、ちょっとどころかかなり悪だったり傲慢で派手な役とか多いけど、
家族がうまく行ってた頃の、
あのなんというか、純朴な、ストレートな、好青年で、ちょっと頼りない感じの演技もすげ〜うまいなって思った。
トムハンクスも離婚をしていて、
子供と離ればなれで、レオ様の気持ちがわかるからこそ早く捕まえてあげたいという気持ちがあったのでは。
トムハンクスのカタブツ感もgood.
トムハンクスの側近だった2人のうちの、大きい方がいかにも側近役にベストで、
インビクタスのマンデラの側近役にもいたようなそんな錯覚を起こす。
(これはどうでもいい)
最後、実話かい!ってなった。
本当にもう一度逃げ出す時に、トムハンクスの立場だった人は、あんなに優しく戻って来ることを信じたのだろうか。
(あれで帰ってきてなかったらクビでは?)
アメリカの知的犯罪のドラマで、
ホワイトカラーってやつにハマってて全部見たけど、あのドラマはこの映画からインスピレーションを受けていたのでは?と思ったね。2人が相棒になっていく感じ。
ホワイトカラーを見ていなくてこれを見てたら、もっと興奮しただろうから、どうしても3.5くらいになっちゃうな。
結局、知的犯罪がバレるかバレないかのスリルよりも、家族の形ががどのように変遷していくのが、そっちの方がほっこりで、悲しくて虚しくて好きかも。
思い出はいつもクリスマス。
子供はいつまでも子供。
当時は複雑な想いをしても、
最後に母さんに会いにいくのね。