第41回アカデミー賞短編アニメ映画賞受賞作。
シリーズで唯一オスカーに輝いた2作目は、100エーカーの森での大災害を描く。
毎度お馴染みの実際の本をめくりながらナレーターの語りと共にプーと愉快な仲間たちを眺めることに。突風によりオウルの家は倒壊、更に住人たちの住処は尽く浸水してしまう。ここで、TDLの人気アトラクション「プーさんのハニーハント」の元ネタとなったズオウとヒイタチの悪夢が描かれ、ドラッギーな映像に酔いしれることになる。ディズニーらしくハッピーエンドではあるが、随所に実写へと侵食してくる遊び心ある演出や中々に気の狂ったシーンは忘れ難い作品といえる。
