小津安二郎にしては異色作なのかな?家族間や同性同士のやり取りの妙が小津作品なのに、男女間のやり取りや若干サスペンス要素もあり
田中絹代特集@鎌倉川喜多映画記念館
鎌倉川喜多映画記念館は初。田中絹代…
【日記】
この前、紳士的なご年配の方と飲む機会があって、映画の話をしたのだが、自分は小津作品が一番日本の映画で好きだという話をしたら、ものすごく話が弾んだ。
やっぱりリアルタイムで観た世代の方・…
このレビューはネタバレを含みます
お転婆な新しいモノ好きの妹と、新しいモノを追い続ける様が格好悪いと思う古風な姉の物語が、戦時の帰国も相まって、こんがらがった恋愛模様がどうなることやらと気になっては観ていた。がしかし落とし所が明確…
>>続きを読む高峰秀子の演技力、上原謙の柔らかさがとても良かった。この2人の掛け合いのシーンは生き生きとしていた。道化口調でおどける高峰秀子と聖人君子のような上原謙。
1904年生まれの笠智衆と1909年生まれ…
新東宝が文芸大作路線として「細雪」と並び、松竹から小津安二郎監督を招き大仏次郎原作の本作を製作して成功を収めた傑作。大の猫好きの大仏を投影したと思われる夫山村聰の人物像は、成瀬巳喜男「雪崩」夫のニヒ…
>>続きを読むはぁ…もどかしい。つらい。
どの登場人物の気持ちもわかる。
ビンタってのはどうかと思うしいくらなんでも節子がかわいそうだろうよってイライラはするけど、三村の職がないことから来る他人に対する僻みや自信…