tristana

ラ・ヴァレのtristanaのレビュー・感想・評価

ラ・ヴァレ(1972年製作の映画)
5.0
恋に落ちても金で釣ってもダメ、とにかくガードが固い鳥の羽根。羽根のことはあまり話すなと口止めされても会う人会う人に「羽根は買えますか?」。呪術師とアイコンタクトで気に入られて粘り勝ちのビュルオジェ、察してほしい小用でジープを止めさせてはヘビがいるかも?と渋ったりチャーターしたプロペラ機を引き返させたりこちらが嬉しくなるほど自由きわまりない。木だわ…水だわ。最初は気に入られてなかったリーダーとも打ち解けて「背が高いね」「根に乗ってるからよ」。密林の部族を素朴と評するがそれ以上に素朴な竜の絵、いい感じの彼も祭のたけなわで結局のところ僕らは観光客だ…と急にインテリ落ち込み。最初に出てきた売店のマラリア親爺も「なぜそんなに自分を叩くの?」とオジェにピュアに突っ込まれてて良かった。🦟
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