まや

ファンタジアのまやのレビュー・感想・評価

ファンタジア(1940年製作の映画)
4.2
絶対音楽を視覚化する際に楽器群のビジュアルを使用してオーケストラそのものの身体を強調したり『春の祭典』のような作品に新たな物語を上書きすることで、演奏行為における演奏家の「演者」としての身体性が映像に包含され別の作品へのアップデートが行われる。作品至上主義的なコンサート形式でありながら同時に作品を解体していく感じが程良くエゴイスティックで好きだった(多分制作側にそんな意図は無いのだろうけど)。
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