エジャ丼

ファンタジアのエジャ丼のレビュー・感想・評価

ファンタジア(1940年製作の映画)
4.0
「あっ 音楽が踊りだした!」

オーケストラによる8つの古典音楽を、ディズニーのアニメーションにより表現。

『ディズニー100フィルムフェスティバル』で鑑賞。80年前の作品ということにびっくり。なのに、演奏者たちがシルエットの姿で登場するの、作品の古さを全く感じさせずかっこいい。

映画というより、“観る”音楽。面白い、面白くないって評価をすることは難しくて、好みは分かれると思うけど、歴史的にとても価値のある作品ではないかと思った。今や「擬人化」という言葉は当たり前に使われているけど、音楽からきのこや草花が踊っている様子をアニメーションにして描く表現力は、当時にしては間違いなくずば抜けたものだったのではないかと思う。