きんぼう

裸のジャングルのきんぼうのレビュー・感想・評価

裸のジャングル(1966年製作の映画)
3.0
野蛮人間狩り映画のクラシックだけども今見るとノイズが多い作品

白人サマが野蛮な黒人達相手に無双して、奴隷商人をやっつけたり、黒人のこどもを助けたりして
最終的には黒人達に勇者として認めてもらうアレ過ぎる映画

テンポ良く黒人達に襲撃されて人間狩りゲームが開始するのは良いけども
主人公がやたら高性能で追っかけてくる戦士達をバッタバッタと薙ぎ倒しちゃうので追われる恐怖やスリルなど皆無

やたらとヤコペッティ映画みたいな動物同士の捕食シーンやら差し込まれるのはまだ良いけど後半ネタ切れしたのか
部族とのチェイスと全く関係ない子どもとの交流とか描かれたりしてなかなか困った作品。

全編半裸で主人公や部族の人達が荒野を走り回っていてるのは気合い入ってるし
前半のテンポはめちゃくちゃ良いのはエラいと思います

まぁやっぱり「アポカリプト」の方が圧倒的に面白いですね
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