パーフェクトブルーのスガシュウヘイのレビュー・感想・評価

まさかデビュー作から、こんなにぶっ飛んでたとはなぁ、今敏。

劇中劇「ダブル・バインド」。
これが、多重人格の連続殺人とかやり出すから、次第に訳わからない世界に入っていく。

アイドルから女優へ。
その狭間で現れる幻影。

これは夢なのか？
ドラマの続きなのか？
はたまた、すべて現実か？

あなたは誰？
わたしは本物？


これだけ詰め込むと、脚本もとっ散らかりそうだが、一貫した世界観を保ち続けるのは天才的。


いやー、ぶっ飛んでるな。


公開：1998年
監督：今敏
脚本：村井さだゆき