シイ

パーフェクトブルーのシイのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

すっげえわこれ!!!!!!
いわゆる普通の日常シーンと、は???ってなるシーンと、なるほど!!!ってなるシーンのバランスがいい!
今敏監督だからどうせ訳分からんやろと思ってみたらめちゃ分かりやすくて最後スッキリ!面白かった!
ちゃんとルミちゃんが犯人っぽい伏線もあったのに完全にキモオタが真犯人だと思ってた。
鏡とガラスの使い方が上手い…写ったものはもう1人の自分とか真実とかっていう共通言語があるから、見る側が直感的に分かりやすい…
しかもアイドルの衣装着た未麻はフワフワしてて明らかに現実のものじゃないっていうのはわかるから、これが見えるなにか別の理由があるはずと考える思考になる。そこでルミちゃんが出てくるから、バチッとハマって気持ちいい。
なるほどね、かつてアイドルやってたけど売れなくてマネージャーとして未麻をアイドルにすることで満たされていたのね。でも女優になって自分が望むようなアイドルでも女優でも無くなってきたから、本当の自分は私だ!みたいになったのか。
その解離性同一性障害をドラマのストーリーで出してるのがいいね。わかりやすい…
最初は未麻がそうなのかと思ったけど殺しとか辻褄が合わなくてうーんとなってた。
最後の、「私は本物だよ」もダブルミーニングっぽくてかっこいい
もっかいみてどの未麻が本物か確認したいね
シイ

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