念願でした。アニメでないとできない表現。
実写だったらげっそりトラウマ映画になっていただろうな。
リアリティのあるショットとファンタジー的なふわふわとした怖いショットが入り混じる。これこそアニメ表現の真骨頂て感じだ。
すごく不思議だったけど、自分が産まれた年の風景をアニメーション越しに観て、こんなにも”昔”なのかと思った。街中の人々の服装、分厚いパソコン、古びて見えるビル達。まるで別世界のようでした。
アニメという虚構の中でさらに描く虚構。繰り返される毎日と夢、自分もたまに夢なのか現実なのか分からなくなる時がある。この現実が夢だったとしたら、そう考えるだけで眠れなくなりそう。