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パーフェクトブルーのNのレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
4.5
念願でした。アニメでないとできない表現。
実写だったらげっそりトラウマ映画になっていただろうな。

リアリティのあるショットとファンタジー的なふわふわとした怖いショットが入り混じる。これこそアニメ表現の真骨頂て感じだ。

すごく不思議だったけど、自分が産まれた年の風景をアニメーション越しに観て、こんなにも”昔”なのかと思った。街中の人々の服装、分厚いパソコン、古びて見えるビル達。まるで別世界のようでした。
アニメという虚構の中でさらに描く虚構。繰り返される毎日と夢、自分もたまに夢なのか現実なのか分からなくなる時がある。この現実が夢だったとしたら、そう考えるだけで眠れなくなりそう。
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