ひろゆき

パーフェクトブルーのひろゆきのレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
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銀幕短評(番外編)

「残念映画」には通し番号をつけません。
残念映画 というのもわたしだけの用語なのですが、①まあまあ おもしろく観終えたのは終えたけど、なにか感想文を書こうとしても うまくことばが出てこない映画。②とてつもなくつまらなくて、感想文などむだなエネルギーを投下するに足りない映画。③その他もし該当があれば(たとえば居眠りや、途中でギブアップした映画)。の3種から成っています。これらは番外として、数本ひとくくりにまとめて タイムラインにアップします。

わたしは、一本の映画の鑑賞と それなりの長さの感想文(できれば長め)のセットをもって、じぶんの「レビュー」の完成形だと考えています。800本にしろ1,000本にせよ、そのようなかたちで鑑賞の多少を数えて納得したいという、つまらないこだわりをもっている。もうひとつ重要な効用は、スマホポータルで「マイページ」を見たとき、つまらん映画が隠れるでしょう?まとめたら。だれかにおもしろい映画を勧めるときに、残念映画は無用の検索ノイズになるので できるだけ隠したいのです。

それら残念映画は、わたしの感覚のなかでは 死体を無縁墓地に合同埋葬せざるをえない映画、あるいは夜中に川にひっそりと流し とむらう映画、そういうものを残念映画といいます。さよならをする映画の屍に採点をするのも意味がないことですが、最後の供養として励行します。今回は11本です、では。

* * *

「パリタクシー」
2022年、フランス。時間47分。
総合評価 60点。
直球ばかりポイポイ投げてくるピッチャーを相手にしているようで、どこをどう楽しめばいいのか、よくわかりませんでした。

「山の郵便配達」
1999年、中国。1時間33分。
総合評価 60点。
野良仕事をする女性が身にまとう服が あまりにも華やかすぎますね。リアリティに欠けるな。

「ゆとりですがなにか インターナショナル」
2023年、日本。1時間56分、公開中。
総合評価 60点。
よい俳優を大量投入しているのに、ギャグがおしなべてつまらない。この脚本家(クドカン)も落ち目かなあ。

「パーフェクトブルー」
1998年、日本。1時間21分。
総合評価 45点。
ひとまず仕舞いまで観ました。

「マイ・プレシャス・リスト」
15分で離脱。

「ホットロード」
10分で離脱。
わたしは能年玲奈さんのファンなので、そのうちまた体調のいいときに挑戦します。世の中のどこかには ああいう美人がいるのですね。

「エイプリルフールズ」
15分で離脱。俳優はいいが、脚本がわるそうな予感がしたから。

「ロビンソンの庭」
5分で離脱。
マリさんの推しが強いので、そのうち再挑戦します。

「ブルーバレンタイン」
何度かチャレンジした映画ですが、序盤の不毛さが いやで、毎度ギブアップします。また体調のいいときに。

「青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない」
5分で離脱。

「死体の人」
2022年、日本。1時間34分。
総合評価 64点。
そくしゃく? 速酌、促借?
「愛にイナズマ」の監督(松岡茉優)が、たしか「俳優は一生俳優なんだよ!」みたいな威勢のいいことを劇中でいっていたが、本作のかれはドラマや映画の死体役を専門に演じています。「宮松と山下」の香川照之が 斬られ専門の時代劇役者であったように。唐田えりかさんの芝居はとてもいいのですが、主役の男がいまいちですね。ストーリーにひねりがないのも残念だ。

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現在の観たい映画リストは あたまの中で10本くらいあるので、連休にぶっ飛ばしますよ。楽しみだなあ。
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