このレビューはネタバレを含みます
こちらが一作目らしいが
「現実」と「虚構」がごちゃごちゃになる演出はパプリカよりも強烈だった
パプリカの夢の世界と違い
どちらも現実的だからこそ
後半は本当に何が現実か分からなかった
（ドラマの世界もあるから余計に）
動かない観客など若干低予算みは感じたが
そういった演出や展開の読めなさ
全体的な不気味さも含めて
パプリカよりパーフェクトブルーの方が好みだ
恐らく監督もパプリカでは、あえて若干大衆に寄せたんだろう
「私は本物だよ」は
完全にアイドルの未麻の方のセリフだと思う
未麻の心の中にも生まれていた
アイドルの未麻がラストを機に完全に成り代わってしまったんだろう
↑追記
色んな解説を見たけどそうじゃないっぽい
確かにアイドル未麻の目的は偽物を殺すことで成り変わることじゃないし、汚れてしまった未麻を乗っ取りたい理由もない
話のコンセプトがちゃんと理解出来ていないかもしれない、今度また見よう
