《国産サイコスリラー最高到達点。》
リバイバル上映で見て来ました。
鑑賞自体は2回目です。
1回目は十何年前にテアトル新宿かどこかでリバイバル上映で見ています。
2回とも劇場で見れているのが幸せなことです。
今敏にハマった時にこれを見た時はとにかくしびれ散らかしました。
初めて観た時も『今でも全然通用するのが凄い!』って思いましたが、
今観てもその感想が一番に来ることが凄いと思います。
劇中にもある台詞で『なんで日本でサイコスリラーやるとこうなるかな』って言ってましたが、確かに邦画の弱いところかもしれません。
が、本作が間違いなく国産サイコスリラーのてっぺんなんじゃないかと。
話の展開が速い、
二転三転する展開、
ハードなエログロ、
妄想と現実が入り乱れる。
これらが全部盛り込まれているですからそりゃ面白いよと。
一個一個の描写に手加減無くて、
ずっと緊張感があるのが大好きです。
『ブラック・スワン』に影響与えてるのも頷けます。
だってほぼ同じですもん(笑)
当時観た時もこういうのが観たかった!と感動した記憶があります。
今敏作品では一番好きですね。
改めて観て思ったのは劇中の曲があれ?こんな良かったっけ?