絵がレトロでお洒落だったので鑑賞。
主人公の未麻は人気アイドル。
グループを脱退し、突如女優へ転身。
ドラマのキャストに抜擢されるが、セリフが少なかったり、過激なシーンを提案されるなど、難関。
そんな中、彼女の仕事関係者が突然撃たれる。
彼女宛に届いたファンレターの中身が爆弾だった。
次第に、そのような殺人事件が彼女の周りで多発するようになる。
また、未麻にも嫌がらせのFAXが・・・
FAXには『裏切り者』などの文字が。
精神的に追い詰められた未麻は、幻覚なのか、もう一人の辛辣な自分が見えるようになる。
『本当はこんな仕事したくないくせに』
『私は歌いたい』
そんなことを辛辣な未麻はトゲトゲしく言ってくる。
病気か?自分がおかしいのか?と錯覚してくるが、未麻は、『私は私よ!』と信念が強いので様々な悪に強く立ち向かう。
犯人をつきとめるべき、必死にもがく姿が勇ましい。
犯人は、最初から見当がついていたが、やっぱりかという感想。
人の嫉妬や劣等感って、時に恐ろしくなるものだなあ、と改めて思ったり。
最後まで観て、未麻はずっと未麻のままだったんだなって。