takeit

パーフェクトブルーのtakeitのネタバレレビュー・内容・結末

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

今時はシティポップとして消費されている懐かしの音楽が、サブリミナルマインドに侵食してくるような同フレーズの反復を伴いつつ流れてきて、まだ生まれていない時代の瘴気を吸い込む
それにしてもこの20世紀末は『cure』といい『lain』といいエヴァといい、どうしてこんなに精神的な問題が主題化されるのだろう
サムライミのスパイダーマンでも多重人格がクロースアップされてるし、ミレニアム付近の主題をまとめてみたい
『薔薇の葬列』のような、夢に夢が重なる経験、リアリティの瓦解
個人ではなくもはや分人という話とも繋げられそう
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