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パーフェクトブルーのtimのレビュー・感想・評価

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)
4.6
(※レビューを読まれた方がいたら一見の価値はあると思うのでネタバレを一切含まず、本編の内容にも一切ふれておりません。)

なんだか凄いものを観てしまった…。
声優、描写、映像。
アニメの力が凝縮した名作と呼ぶに相応しい作品。
後味が悪いアニメとの話を聞いていたが、個人的には安堵感でエンディングをむかえられた。
サイコホラーとサイコサスペンスの中間のような作品でR15とあるがR18またはR21でもいい気がする。
ミマ役の声優さんの声が妙な臨場感を生み心霊スポットで肝試しをしているかのように背筋が硬直した。
作品を実況するなら「え?あー。え?あー。えーーーーー!!!」といった感じになるだろう。
また、当作品の監督である今敏監督を今まで知らなかったが、久々に凄い才能に出会えた気がする。
すでに故人だというのが本当に惜しい…
グロ、異型(絵が気持ち悪い)、性描写に耐性があるなら是非オススメしたい作品。
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