ぴがし

チャイルド・プレイのぴがしのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)
3.6
1作目だけなかなかアマプラ落ちしなかったけどようやく来ましたね。なるほど、他の作品よりもやはりよくできていると思いました。「チャッキー」と言う名前はよく知ってたし、すごくメジャーな映画だけど、みたことなかったんですよね。今思えば28年くらい前にレンタルビデオ屋で、ラグビー部のこわ〜い先輩に「これおもろかったで、お前もまあ見てみいや、ホラーが好きならね」なんて言われたことを思い出しますね。あいつビビりやったんやな笑 以来30年弱の間、これはホラー映画だと思ってたけど、うん、「クレムリン」と同じレベルのSFですわ。
暗雲立ち込めるシーンの映像とか、「ゴーストバスターズ」やん!笑 ってくらい、当時の映像技術の推移がよくわかる。
チャッキーの動きもアニマトロニクスから被り物、クレイアニメ、当時の全てをうまく使っていたなと思います。今現在の視点だから鑑賞しながらでもわかるカラクリだけど,当時の初見観客なんかはびっくりするシーン結構あったんだろうなと思います。チャッキーの顔がグニグニ動く様なんて今のCGよりもすごくリアルで良かった。その直後に遠巻きカメラの着ぐるみシーンでチャッキーが普通に動いてるシーンとかも、何も知らなければかえって怖いのかもしれない。
そんなビジュアル面とは反してシナリオの抜け具合もまたいいですね。「もしかしたらこうかもしれない」みたいな観客の思い込みに頼る感覚は今の作品にはあまりないですからね。そして何より、アンディ少年の演技が可愛すぎてやばかったですね。今の時代に子役をあんなふうには扱えないなと思うと,貴重な記録映像でもあるのかなぁ。

と、色々と考えちゃったけど、この当時にこの映画はそりゃ記憶に残るわい。って映画でした。やっと観られてよかった。面白かったです。一緒に観てた小2の息子はほとんど目をふさいでました笑
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