てる

チャイルド・プレイのてるのレビュー・感想・評価

チャイルド・プレイ(1988年製作の映画)
3.7

まだ観てなかったかぁ。
ようやく観ました。

うん。なんというか思った通りの作品で、面白かった。

この作品は子ども向けとして作られたのかな?
6歳の男の子が頑張る話しなのだけど。当時はまだ、規制の概念も緩かっただろうし、なんだかそんな気がする。でも、小さい頃にこの作品をテレビで観た記憶がないし、子どもには悪影響だと多少の規制がかかっていたのかな。

この当時、ホラーが流行っていた。『エルム街の悪夢』『13日の金曜日』『スクリーム』80、90年代を彩る名作スプラッターホラー。その作品郡にこの作品も含まれる。
特にこの作品はシリーズ化されるほど人気を博した。
たぶん、人形というわかりやすいマスコットがいたのが強かったのだろう。可愛いとは思わないけど、確かに魅力はある。カプセルトイになっているのをよく見かける。

私がこの作品で一番印象に残っているのはアンディがめちゃくちゃ可愛いということだ。食べちゃいたいくらい可愛い。
健気に頑張っている姿がなんとも愛おしい。
折角の誕生日プレゼントがこんなことになってしまって可哀想。
ちなみにこの子役のことを不覚にも調べてしまった。今は腹の出っ張ったおじさんになっていて、時の残酷さを思い知った。

なんというか夢があるなぁと思う。ホラーなんだけど、ファンタジー要素もあって、ポップで見易い。『バック・トゥ・ザ・フューチャー』を彷彿させる。80年代の作品って味がある。手作り感というのか、CGが今ほど発達していなかった時代に、四苦八苦考えて作られたのが伝わってくる。人間の手によって作られた血の通った作品だと思う。
果たして、その後の続編は完全にCGになっているのだろうか。それはそれで悪くないのだが、また雰囲気が違うんだろうなぁ。
てる

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