昔のホラー作品だけど今観ても普通に面白かった。とはいえまともに観ると子供騙し感が半端じゃないけど、当時としては革新的なものだったのだと思う。
連続殺人犯の男が刑事に追われ、おもちゃ屋に逃げ込む。追い詰められた男は呪文を唱えた後に、自分を裏切った仲間と自分を追い詰めた刑事を殺すと言い残し死んでしまう。
直後の落雷で店は焼けてしまうが、殺人犯の男の霊は近くにあったおもちゃの人形に乗り移る。ホームレスの男がその人形を火事場泥棒で盗み出し道端で転売する。
その人形を買った女性は自分の息子に誕生日プレゼントとしてその人形を渡すのだが、その人形は殺人犯の霊が宿っていて息子の前でだけ喋ったり動いたりする。
しかしその異様な人形の正体に周りの大人達はなかなか気づかない。そんななか息子の面倒を見に来ていた同僚の女性が人形による最初の犠牲者になってしまう。
息子は人形の仕業だと話すが母親も大人達も信じようとしない。しかし人形は自分を裏切って一人で逃げた仲間を探しだし殺してしまう。次に狙うのは自分を追い詰めた刑事。そうして徐々に人形の正体に周りの大人達も気づき始め、呪われた人形との戦いが始まる。