今朝、週刊文春で「意外性に満ちた一本」と紹介。めくらの坊主が悪人を斬りまくる作品。
主演の近衛十四郎は戦前から戦後にかけて活躍した「日本映画史上最も殺陣の上手い役者」と評された。息子は松方弘樹。
今では放送禁止用語の「めくら」を連呼する悪人を斬りまくる主人公は、人情味溢れる茶目っ気のあるキャラ。
切っ先が流れるような剣さばきは、武骨さと悲しみ、時にユーモアも感じさせる。
大正の時代設定の日本家屋や関西の街並み、九州のボタ山など、モノクロの映像が古さを強調するよう。
さらに主人公のライバルの自称「死神」の高そうなスーツを着た長身の謎の人物が異彩を放つ。普通、自分のこと「死神」て言わないよなあ。😅