サイコ観てから観ましょう!という作品。
パーキンスが久しぶりに出演した作品はまるで、サイコのノーマンを彷彿とさせる。
とある問題により、施設に収容されていたデニスは退所する際にも、妄想を話し、所員を混乱させる。
退所後の住居もあり職場も製材所に決まっており、なんら問題なく生きるはずであったのだが。
鼓笛隊の練習をする女子高生を見つめるデニス。はっきり言って、ストーカーか、不審者にしか見えない。その後、デニスは職場に行くのだが、なぜかそこは化学工場。なんででしょう?推測してみれば、わかりますが、既に言動がおかしいです。
化学工場から垂れ流される物質は赤。うーん、サイコのシャワールームシーンを彷彿とさせませんか…?
見つめていた女子高生とも知り合いになるのですが、なんと、自分は秘密工作員であるといいます。
素直に信じる女子高生スー・アン。なんで?なんで?と。
タイトルに込められた意味。
見た目と中身は違うんですね。
本当に。
これ、よくできてるとおもいました。
だんだんと関係性が変わっていくデニスとスー・アン。その変化を細やかに見せてくれます。
ラスト、ちょっと背中が寒くなるかも知れません。