終わり方が絶望ではなくて明るくていい。
子供の頃髪を伸ばしたいと言ってもミカエルくらいに毎回短く切られていた小学生時代。スカートはなく、ズボンしか買ってもらえず。意見は全て無いものとされていた。中学に入って3年生くらいでやっと髪を伸ばすことを許可されたけど私はミカエルと逆でとても傷ついて悩んでいた。いつも男の子と間違われてぼく?と呼びかけられて。いつの日か男になりたいと思うようになっていた。それでも中学の制服はスカートでそのズレに悩んでいた。
親が子供の自覚にどこまで口を出していいのかこれを見てなお分からなくなった。
自分は色々言われてとても悲しくて自分の部屋で泣いていた。
自分に子供ができてズレがあったらどうしたらいいんだろう。
劇中のお父さんのスタンスに少し救われた。
お父さん5人分稼がなきゃで嫁と子供の狭間に挟まれてとても心労が心配…。
妹が1番理解があって大人なの面白いけど大人にさせてしまっているのであれば辛いなと思ってしまう。子供はやっぱり子供らしくいられるのが幸せだろうとも思う。難しい。
最後それでも容認の気配があって、一人ぼっちではないのかなと思えて少し心が軽くなった。
押し付けすぎるのも手放しすぎるのも難しいのだとしたらどうしたらいいんだ。でもとりあえずもっと話をした方が良いとは思う。1日で答えを出さずに。もっとゆっくり話を聞かなきゃなと思う。自分はそうであってほしかった。
題名からだいたいわかってたけどお風呂で体拭いてるところで察してうわーんってなってた。一緒に観てる人は妹にズバッと言われるまで気づいてなかった。ゾエさんお顔本当に綺麗。