福福吉吉

CUBE ZEROの福福吉吉のレビュー・感想・評価

CUBE ZERO(2004年製作の映画)
3.5
全ての面の扉がある立方体の部屋(キューブ)に閉じこめられた男。男は扉を開け、次の部屋へはいると溶解液を噴射され、絶命した。その光景をモニター画面を通して目撃するウィンとドッド。二人は一室に籠って、キューブの管理とその中にいる被験者を観察を行う職員だった。そして、またキューブの中に被験者が送り込まれる。前々作「CUBE」の前日譚を描いた作品。

意外と面白かった。前作CUBE2が満足できなかったので期待していなかった。キューブの構造が前々作「CUBE」と同じになっていたので、キューブ同士の繋がりが想像しやすく、トラップの有無を確認する緊張感が復活していた。
今回のもう一つの目玉であるキューブの管理者側の物語も新鮮で面白かった。好奇心旺盛なウィンと職務に従順なドッドという相反する二人のコンビの掛け合いは面白かった。
個人的には満足の出来でした。
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