先日、所用で富山県の氷見港へ行った際に知人から教わった本作。
経営する工場の経営悪化で借金を背負った夫(おっさん)と癌に侵された妻の9ヶ月に及ぶ実話ロードムービー。
当初は夫婦地元の石川県から借金返済の働き口を探す旅だったのに気がつけば全国縦断現実逃避の旅。
しかし最大の現実が側に居る妻の存在。
衰弱していく妻の望みに沿い
病院に行かず行き着いた雪の降り積もる富山県氷見港で最期を看取る。
妻の事をないがしろにして
生きてきた男の贖罪的行動なわけだが...
オッサン...辛い境遇はわかるが
そうなる前に何とかしないとさぁ〜などと普通の事しか思いつかん!キツイわ!( ;´Д`)
夫役は三浦友和。
妻役を出演作ではほぼ死人!
でお馴染みの石田ゆり子が演じているのでめっちゃ美化美化しとるわけです。
映画としての出来不出来は
さておき
こんな切ない話
全身全霊を込めて美化しなきゃ見てられないっす!/ _ ;
何でも無いような事が
幸せだったと思う
高橋ジョージ的映画でした。
ちなみに本作の元となる手記
お借りしましたが全く読む気がおきません...
おしまい。