靉靆

白昼の通り魔の靉靆のレビュー・感想・評価

白昼の通り魔(1966年製作の映画)
3.0
村という閉鎖的な社会で渦巻く男女のいざこざ。心中したがる登場人物たちにちょっと古臭さを感じる。

グッとよるカットや、目線を追うように行ったり来たりするカットは観ていて楽しい。シノの不死身感も良い。
思ったより英助の出番が少なく、途中からシノと先生の会話劇となる。4人のドロドロな人間関係が描かれると予想していた分、ちょっとサッパリすぎたか。

先生を担いで村へと降りていくシノ。村から離れられない。過去から逃げられない。
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