上海十月

白昼の通り魔の上海十月のレビュー・感想・評価

白昼の通り魔(1966年製作の映画)
3.0
通り魔になってしまう理由が今ひとつ。佐藤慶が粗野な村人だが強姦魔にあんまり見えない。言っていることが割とまともだからだ。インテリと土着の相関図が入り組んでいる。新幹線のシーンが懐かしい。「愛の亡霊」で大成する死者との対話が本作にも出てくる。この演出好きだな大島渚。インテリと土着を対比しながら、土着が生命として太々しいみたいな感じで終わってる。矛盾を描きたかったのかなぁ。
上海十月

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