りょうた

白昼の通り魔のりょうたのレビュー・感想・評価

白昼の通り魔(1966年製作の映画)
3.7
適切な表現かは分からないが、空気感が非常に文学だと思った。小山田英助という男が篠崎シノの元に現れ、二人の間に不穏な空気が流れる。過去の回想や「白昼の通り魔」事件の解明によって二人の関係が明かされてゆく。文学的だと感じたのは、英助とシノ、まつ子、日向源治の関係性による空気感からなのかもしれない。自然主義文学に非常に近い。そういった文学もそうだが、そこに魅力を感じない。どうしても自己満足的な印象を受けてしまうからだ。
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