白昼の通り魔に投稿された感想・評価 - 6ページ目

『白昼の通り魔』に投稿された感想・評価

Omizu

Omizuの感想・評価

4.3

【キネ旬日本ベストテン1966 第9位】
大島渚作品。関西各地で起きた実際の事件を元にした短編小説が原作。

シノ、英助、先生、源治の四角関係と通り魔事件を時系列を前後しながら語っていく。

英助と…

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久しぶりに見た。マイベスト。

無償の愛を語る小山明子が打算的な風だし、ボンボンの戸浦六宏は先が見えた事に絶望した甘ったれたナルシスト野郎。
ナル野郎が一人称を、ワタシ、オレ、ボクと使い分ける様があ…

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武田泰淳の短編が原作。
目まぐるしいカットの数。カット多し。
英助は狂ってるが周囲の男女も十分狂っている。死ねないシノと身近にいる白昼の通り魔。川口小枝と小山明子が思いの外良く、佐藤慶は不気味で気持…

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「白昼の通り魔」という名前になった男をめぐる四角関係。私なりに大島渚の気持ちになろうとはしたが、つまらなくてギブアップだよごめん。
departman

departmanの感想・評価

3.3
理性と本能
計算と偶然

白昼のように
明るく照らされた4人の本心は
生々しく痛々しい

「恋愛は無償の行為」

不穏な音楽に
スタイリッシュなカット割
「何か」にゾクゾクし続ける99分
新幹線車中の踊るようなカットの連鎖

東京駅周辺での持ち物衣服が減っていく追いかけっこ
wong

wongの感想・評価

3.5
このような映画が日本でも
沢山作られてた時代。中でも渚監督はメジャーな人だと思う。
それを確認するだけでも、
世界が広がる。

そんな時代がこれから
来るのかどうか。多分来ない。

川口小枝さん、存じ上げませんでした。彼女の存在がこの作品の鍵となるので、監督に指導されながらよく頑張ったと思います。小山さん、佐藤さんはさすがの安定感。

佐藤さんと、彼に関係する二人の女性の過去、…

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yuko

yukoの感想・評価

3.2

2020.4.25 Amazon Prime Video プラス松竹

村の暮らしや人間関係のドロドロ、そして佐藤慶の異常性欲者ぶりが恐ろしい。
とても綺麗な小山明子と結婚しても、シノを追い続ける…

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本物の悪夢。
自分を強姦した佐藤慶の幻影に怯えれば怯えるほど川口小枝と小山明子が美しくなっていく所に大島渚の凶暴性があるのでしょうか?

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