babaちゃん

セブン・イヤーズ・イン・チベットのbabaちゃんのレビュー・感想・評価

3.9
大自然の前ではホントにちっぽけな人間。
ヒマラヤの景色は大画面で観たかったなー

オーストリアの登山家の実話ベース。
身重の妻を残し世界政情が不安定の中
ヒマラヤ制覇という野心で強硬出発。
戦争になり捕虜になるが脱走。
同胞2人で彷徨いたどり着いたチベット。

少年ダライ・ラマと交流し彼の好奇心に貢献。
身勝手で自己中心的なハインリヒが
異文化で穏やかに過ごしてゆくうち変化する。
時計のエピソードはいいね。

毛沢東によるチベット侵攻が始まる。
ハインリヒは7年過ごしたチベットを去り帰国。


※記録
チベットの宮殿で撮影が可能だったのか?疑問で調べた。
チベットでは撮影が出来ず。
アルゼンチンでラサのポタラ宮を造リ撮影。
チベットは極秘でスタッフが撮影した。
原作者ハインリヒは当時ナチ党員。
独身だが映画では離婚歴で子どもがいる。
最後の場面は監督の感動?演出。
ユダヤ人から弾劾で映画ボイコット運動。
中国人民解放軍の虐殺演出が問題で中国で上映禁止。
ブラピは中国入国禁止。2016年映画宣伝で入国できた。
政治絡みの様々なことが分かった。
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