トムヤムくん

セブン・イヤーズ・イン・チベットのトムヤムくんのレビュー・感想・評価

3.9
第二次世界大戦中にイギリス軍の捕虜になってしまった登山家が、逃亡先のチベットにてダライ・ラマ14世と出会い、そこで7年間過ごす話。『ダンス・ウィズ・ウルブズ』や『ラスト・サムライ』的な異文化との交流・人種を超えた友情を描いた一大叙事詩。

ダライ・ラマ14世とはチベット仏教の最高指導者で、ノーベル平和賞受賞者。なので第二次世界大戦が勃発する中で、平和を愛し、暴力を忌み嫌う(ミミズすらも殺さない)集団と交流するという面白さがある。

ただ今やインターネットを使えば簡単に文化を知ることができるし、友達を作ることもできる時代なので、正直そこまで内容には魅力を感じなかった。よくある一大叙事詩だなーという感じ。

あとブラピ、ずっとここで暮らしてるはずなのに最後までこの文化に馴染めてなくて、ちょっとぎこちない感じが可愛いかった。