つぐないのうずらのネタバレレビュー・内容・結末

老年まで抱えて生きる。ハッピーエンドを描くことがつぐないになっていたかはわからないよ。でも忘れてしまうこともできたのに永遠に囚われ続ける生き方を、罰を選んだって相当つらい。できないよ。
責められたかったのだろう、謝りたかっただろう。それも叶わなかったのだろう。

二人が一緒に過ごしているシーン、ふとこの時空は？と首を傾げた瞬間があったのだけど最後の告白ですべてが繋がって、タイトルを口の中で転がした。これがつぐないです。ウゥ

恋愛映画でもあるが、贖罪、戦争映画と視点を変えるなら結構多い。長回しで撮られたダンケルクの海岸で多くの兵士が退避を待っていたことも印象的。戦争の悲惨さも忘れるな。

しかし大好きなのだ。このテイストのキーラ・ナイトレイの美しさが好き、やるせないのに配信されているのを見かけたら何度でも観てしまう。これがつぐないです。と何度も浴びてそのたびに呻く。