若ハゲ

つぐないの若ハゲのレビュー・感想・評価

つぐない(2007年製作の映画)
4.0
1935〜40年ごろのイギリスを舞台に名家の娘2人と使用人の青年との人間模様を描く一作。

妹ブライオニーが前半でとんでもないクソガキムーブをかましまくってしまうので、そこをなんとか耐えて見る必要がありますが、最後まで見終えると必要な要素だったと納得出来ます。

良かった点は3つ
○映像美(色彩)
中盤の戦争シーンと対比するとより際立つ前半の邸宅での映像美は素晴らしい。黄色がかったような明るい色彩の美しい映像にグッと心を掴まれました。
○構成
前半のブライオニー視点とセシーリア視点で行き来するような構成も良かったですが、最後にブライオニーのインタビューが入り、これまでの全てが小説の中の物語だったとわかる演出は新鮮で面白かったです。
○配役
この手の映画は配役がかなり重要だと思いますが、主演の3人はバッチリでした。
若ハゲ

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