kerokeroman

つぐないのkerokeromanのネタバレレビュー・内容・結末

つぐない(2007年製作の映画)
2.0

このレビューはネタバレを含みます

エピソードが全体的に薄く、感情移入しにくい
相思相愛な二人も、片思いな妹も非常に描写が弱いのでその後にうまくつながっていないと思う

2人を別離させたのは戦争の要素のほうが大きいはずなのだが、嘘をついたことのほうが大きく描かれている

更に最終的にばばあになっても言い訳し続けてる妹の自己保身な妄想の話じゃんか、という
それが良い話(ハッピーエンドとかそういう意味ではなく)だったら評価も高くなろうが、全然感動もできなきゃ情動もなくしらけてしまうばかりだった

なんか縛りとかあるかもしれないけれど、やはり戦争という要素は余計ではなかったか?どうしても戦争を入れたいのであれば、戦争に絡めた欺瞞だったり云々にすべきで、前半と中盤以降がうまくマッチングしていないうえに終盤でいきなりなんじゃそりゃという感じでした
kerokeroman

kerokeroman