マイケル

つぐないのマイケルのネタバレレビュー・内容・結末

つぐない(2007年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

人間の「罪」について考えさせられた。
自分にも「罪」はあるが私は嘘つきが1番苦手。

姉と自分の好きな相手の関係になんとなく気付いたが、たまたま見てしまった光景が思春期ではまだ完全に理解できず。しかしその光景はなんとなく罪深いと感じる性的な大人の関係性であると感じた妹の思いが好きだった相手への憎悪と嫉妬となり、取り返しのつかない嘘をついてしまった。
その結果、愛し合う2人の人生が狂わされた。嘘と嫉妬という罪は、なんて恐ろしいんだ!震えるよ全く。(なんか自分でも書いてる事がシンジローっぽくなってしまった汗)

また、ロビーがいた戦場の海岸のシーンでは、多くの兵が迎えの船を絶望的な気持ちで待っている。
それを見た時に、人は皆極限状態になると人間皆が持ち合わせている「罪」の性質が現れて来るのだと感じられた。
その中で、神を賛美している集団がいたが、自分の罪を自覚して神に助けを求める事の大切さがかなり伝わってきた。

極限状態になった時には、自暴自棄になる方を選ばず、いかなる時も神を賛美し、助けを求める事を選択する事がどれだけ自分にとって救いになるだろうか。

そういう意味では色々感じれる映画だった。
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