マッサージ屋2号店

つぐないのマッサージ屋2号店のレビュー・感想・評価

つぐない(2007年製作の映画)
4.0
1935年、イングランド。
官僚の屋敷で使用人として働きながら大学生でもあるロビー(ジェームズ・マカヴォイ)は密かに同級生であり、その屋敷の娘・セシーリア(キーラ・ナイトレイ)と愛し合っていた。
しかしある日、屋敷に泊まりに来ていた従姉妹が何者に襲われる。
ロビーに恋していた13歳の次女・ブライオニー(シアーシャ・ローナン)は犯人はロビーだと証言し・・・。

『プライドと偏見』ジョー・ライト監督作品。

劇場公開時以来、16年ぶりに鑑賞しました。
…と、確実に見たはずなんですけどほとんど覚えてなかった(笑)
仕事終わりに映画館に行ったからか睡魔に襲われ、あんまし集中してなかったような…。

改めて見ると何とも言えない複雑な気持ちになるお話でしてね。
多感な少女が嫉妬から証言した事が愛し合う2人の運命を大きく変えてしまったんですよ。
タイトルの「つぐない」は歳を重ねたブライオニーが罪を償うという意味である行動を取るというもの。

ネタバレになるので書きませんが、証言のせいもあるがその後の第二次世界大戦という影響もあり…。

墓場まで証言の真偽を持っていかなかったのが「つぐない」なのかどうかと思うが…。
色々考えさせられる良作でした。