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つぐないのyaekoのレビュー・感想・評価

つぐない(2007年製作の映画)
3.9

キーラ・ナイトレイって美しい過ぎる、、、
今までも何度も思ったけど、やっぱり何度見ても美しいなあ、、、わたし女だけどもし近くに彼女がいたら絶対見惚れてしまう、、、その前にまずオーラで倒れるね、きっと。

そして、この作品気になってはいてもあらすじ読んででなんとなく、少女漫画的な横槍が入るのかと思ってそれは嫌だなあ、って観ずにいたんだけど(以前その手の映画があってめっちゃイライラして観るの辞めた経験あり)、全然、わたしの想像なんていつも見当違い。

時折入る時間の巻き戻しとか、回想シーンがとても巧みで、それが全てあの告白の伏線になっているのかな。展開に違和感は覚えつつも、わたしも報われて欲しくて安堵してしまって、受け入れてしまった。

現実を現実のまま描くことは確かに、救いがないことは彼女も証明して、だからこそのあの“贈られたシーン”は確かに安堵したけれど、悲しかった。
どのシーンも美しくて、それなのにあの圧巻の浜辺のシーンは辛かった。でも、あれがダンケルクかなと気付けたのは、完全に映画の知識のおかげ。

どことなく『プライドと偏見』と同じような雰囲気を感じたんだけど、監督さんが一緒だったんだね。でも、原作はジェーン・オースティンではなくではなくてイアン・マキューアンで、時代も『プライドと偏見』の方が先。この辺もっと詳しくなれたらもっと面白いだろうなあと思う。

ベネディクト・カンバーバッチとシアーシャ・ローナンが思いがけず観られてきゅん。
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