前作(1957年)から約30年後、全国の岬を転々とする灯台守の生活を描いた木下惠介監督第二弾。灯台守夫婦を佐田啓二・高峰秀子コンビから加藤剛・大原麗子に替わる。前作は戦中戦後の四半世紀に渡る夫婦の姿…
>>続きを読む木下惠介監督の「家族」と「平和」に対する想いが詰まった素晴らしい映画だった。
最後まで観てわかった。
木下惠介監督は、この映画で戦後日本の総括をしたかったんだね。
広島、長崎、そして海上保安大学校…
加藤剛と大原麗子の共演作があったとは知らなかった! このお二人は私の母校、文京十中の先輩だから。感無量です。
それはさておき、灯台守という珍しい題材を扱った映画です。灯台守は海上保安庁の職員、つま…
植木等が素晴らしい。主役は完全にこのおじいちゃんである。
非常に厚かましいが、人なつっこく懐に飛び込む魅力的な人で、この穏やかな物語の軸になっている。
そして、元看護師の大原麗子の妻が、口うるさいの…
灯台守の家族の生活を描いたヒューマンドラマ。
加藤剛、大原麗子、篠山葉子、植木等、中井貴一、紺野美沙子、田中健らが共演。
昭和48年3月。京都府丹後半島の経ヶ岬灯台を守って来た杉本(加藤剛)は、妻…
灯台守の話で、昭和48年から16年間の足跡をたどる。
主人公夫婦(加藤剛、大原麗子)は若狭湾から伊豆へ転勤となり、赴任を2日後に控えたとき、夫の父親(植木等)がやってくる。
妻と三人の子供たちは新幹…
自分で勝手に、ものすごい大作で感動作、と思い込んでいましたが、もう少し気楽に観られるドラマっぽい筋でした。
灯台守のお仕事が大変そうなのが良く分かるのと、転勤に伴い各地の当時の映像がたくさん映し出…
このレビューはネタバレを含みます