出来は良いし共感も持てるが些か冗長
本作も含め韓国の青春学生映画は時代設定的に、「あーっ、こんなのもあったなぁ・・」と懐かしさを感じる場面が多い。
それに加えて映画レベル的にも及第点以上。だから中盤位までは結構楽しめた。
しかし終盤は冗長と感じられ、正直飽きが入ってしまったよ。
場面切り替えのブラックアウト多用もぶつ切り感として興を削がれた要因。
それでも製作陣がいい映画を作ろうという熱を込めたであろうことが感じられるだけ邦画よりまし。
邦画青春物はいい映画を作ろうというより、関係各位の顔色を伺うような八方美人で熱のこもらない〝無難な忖度映画”になりがちだからね。
2.8の三ツ星
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