いかえもん

皇家戦士のいかえもんのレビュー・感想・評価

皇家戦士(1986年製作の映画)
3.7
ミシェル・ヨー姐さんと真田広之さまの共演作。なかなか見られない作品だったのだけど、JAIHOさんにて配信開始。そしてBlu-rayの発売も決定とのこと。

なかなかおもしろかったです。
まあ80年代の映画だから、オープニングの歩行者天国の様子なんて、懐かしいにもほどがある感じでした。広之さまはいつ出てくるのだろうか…と思っていたら飛行機に!!!
この飛行機でなにやら犯罪者の輸送をしてるんだけど、飛行機内でその犯罪者連中が発砲してハイジャックとかえらいことなってるんですけど、お客さんが冷静すぎる!飛行機内で銃声しても、みんな静か!そんなことある?!とか思いつつ、ここで広之さまの脚技炸裂!とってもきれいに脚が上がって、美しい蹴りでございました。キレも抜群。さすがっす。
ミシェル姐さんは全編通してアクションに次ぐアクションで、すごかった。この人、やっぱすごいわ、と思わざるを得なかったです。
飛行機の窓割ってしまって大変なことになってたとこも笑ったな。くまのプーさんがはちみついっぱいの木の穴にはまったみたいになってました。

マイケルって刑事がまあちょっとうざい感じではあるんですが、最後の方は棺桶掘り出されて宙づりとか、そんなあんまりな…という仕打ちでした。その後、マイケルの棺桶を助け出すべく、広之さまとミシェル姐さんが頑張るわけですが、トロッコですかっ?!トロッコで運びますか?!なんだか、中のご遺体が心配ですぅ…。

あとはですね、みんな気になる、なぜ広之さまの日本語吹き替えが本人ちゃうねん問題。なんでなんでしょうね?広東語はご本人のとこもあったようにお見受けしましたけど、どういうことなんでしょう。謎でした。

でも総じてアクションはわりと見ごたえもあり、広之さまの八重歯も見られて、満足満足の1本でした。