【リアルガチ】
Navy SEALs。アメリカ海軍の最強特殊部隊である。映画でよく題材にされ戦地の悲惨さを我々に訴え続けてきた。もちろん我々は現状を知り銃社会のない日本人にとっては非常に衝撃的であった。ただよくある〝実話を基に作られた〟と言う文章。実話を基に作られたのは100%事実であろう。だがしかし、その実話は何%含んでいるかはわからない。映画として見せるため話を大袈裟にしているのかもしれない。それは分からない。
この作品は限りなく100%に近いと思われる。その理由は、映画としてはつまらないから。言い換えると、かなりリアルに作られていると思う。おもしろ味なしのガチリアル。
その証拠として演じているのはSEALs現役隊員。そして撮影で使われている銃、兵器、戦闘機、潜水艦、道具、戦術は全て本物。
ガチ態勢である。
劇中に印象に残る言葉があった。
戦争は意志の塊、感傷の入る余地はない。すべて捧げる覚悟なくば負けたも同然である。
という言葉だ。彼ら現役隊員が放つ言葉だからこそ心に重くのしかかる言葉だ。