ヨーロッパ企画の舞台「冬のユリゲラー」を基にした作品。
「サマータイムマシン・ブルース」に続くSFコメディ。
ロケ地も同じ香川県善通寺市。
なので、馴染みのある風景がそこかしこに出てきて「サマータイムマシン・ブルース」のファンは嬉しいだろう。
舞台の方は観てないのでどうだったのかわからないが、映画はもう一つ物足らなかった気がする。
超能力あるあるのエピソードなどは映画でしか表現できないだろうから、もっと紹介してほしかった。
無駄にバタバタしている感じがする。
「サマータイムマシン・ブルース」や、本作や、「ドロステのはてで僕ら」に共通するのは、どうも「能力の無駄遣い」のようだ。
だが、この作品に限って言えば、長澤まさみや志賀廣太郎の無駄使いになってはいないだろうか。