このレビューはネタバレを含みます
私を映画沼に嵌めた大学時代の友人が言っていた「ペーパームーンに出てきた幼女が可愛いんだよね…」と、この作品を紹介されて5年、ようやく観た。
確かに幼女は可愛かった。
モノクロ映画ということを知らずに観たので、最初観る映画間違えたかと思っておもわず確認してしまった。あってた。
世界恐慌が起こり禁酒令が出されていた1930年代のアメリカが舞台で、演出のためあえてモノクロにしたらしい。
孤児とたまたま孤児を引き受けてしまった詐欺師が親子でも友情でもない2人だけの関係を深めていくの、かなりよかった。
9歳の生意気な幼女が大人を騙したり喫煙するシーンは痛快だったな。
釣り銭ごまかすのとか完全に時そばだったしな。
あと水商売のアバズレ女にヤキモチ妬いてるのも可愛かった、アカデミー賞も納得の演技。
めちゃくちゃ感動するわけではないけど、彼女が大人になるまでこの2人が一緒にいれたらいいのにと思わざるをえない映画でした。作文。