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ペーパー・ムーンのmfgのネタバレレビュー・内容・結末

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます



♪“ボール紙の海に浮かぶ紙の月でも 私を信じていれば本物のお月様”/最強コンビ!大好きコンビ!心が温かくなる…♡(…そしてちょっと「レオン」思い出す…けどハッピーエンド(互いに愛情を感じ合っているのに、どこまでも素直じゃない2人!いい!)で安心 笑)

詐欺師男(遺族をターゲットにした聖書セールス詐欺/時そば的釣り銭ちょろまかしも…)×母を亡くした少女(9歳/詐欺師男は父疑惑…?)

少女の子供らしからぬ仏頂面とかやさぐれ感とか、賢さ 機転 鋭い観察眼 現状打破する行動力 生き抜く力 強さ 逞しさ etc…とか、かつ貧しき人や弱き立場にある人たちに対する優しい心とか粋な計らいとか…(少女自身が経験した辛さ、それに耐え立ち向かい乗り越えてきたことで少女自身が得た悟りのようなものが感じられて…9歳にしてこれは凄すぎる…(でも子供心にちょっこっと女心が感じられたり…?がなんとも可愛い♡))

詐欺師男のなんか憎めない感?(欲望に素直すぎる人間的で愚かな感じとか 犯罪しちゃったりとかしてるけど、どこかお間抜けな切なさがあったり 心の奥底にはちょっと不器用だけどちゃんと温かい良心があったり…)がなんかいい…

赤毛の乳牛レディには反面教師的にいかに心の醜さが酷いもんかということを教えられる

教訓:
・絶好調でも調子に乗りすぎちゃダメ!欲はほどほどに抑えなきゃダメ!(…ていうか真に幸福になるためには 嘘はついちゃダメ!そもそも犯罪はやっぱダメ!笑)
・法の目を掻い潜ることはできても因果の理法は厳然としてある(※そしてそれはこの世だけで完結するものではなく あの世までをも貫くもの)
・贅沢な暮らし=幸せ とは限らない!
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