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ペーパー・ムーンのjunkiejiveのネタバレレビュー・内容・結末

ペーパー・ムーン(1973年製作の映画)
3.6

このレビューはネタバレを含みます

モーゼ(ライアン・オニール)は男前だけど女に弱くどこか抜けていて危なっかしいイカサマ師。一方のアディ(ティタム・オニール)は母親を失って天涯孤独だが、機転が効いて度胸もある。単なる親子共演というだけではなくストーリーといい演出といい文句ない名作。ライアンの人の良さや、テイタムのいかにもアメリカ的なこまっしゃくれた少女の演技がなんとも言えずいい。白黒だけど緑の森や埃まみれの道路の色が見える作品。
ラストシーンはオンボロトラックを追いかけて飛び乗り、そのままはるか遠い道のりを走りだすところでエンドロール。アメリカの雄大さと明るい未来を感じさせるこの時代を代表する名シーン。
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